潜入!帝国海軍兵学校! [潜入捜査]

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広島県江田島市江田島町中郷。

橋でつながれたこの島にある旧海軍兵学校。

君のミッションは3つ

帝国海軍兵学校に潜入して、施設の概要を調査

糧食の味をチェック。

その後にお土産を確保し、

無事帰還することだ!

以上、3つのミッションを成功させるには11:00に警備が緩くなる瞬間を狙うのだ!
(見学受付の時間っすけどね。他にも受付時間は設定されてるので詳しくはココをクリック

入場、入館料は無料。

潜入後は無線で指示を出す。

行け!ゆきよ!昭和の詰め込み学習を遂行するのだ!

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『こちらゆき。正門の前に到着した。』

『よし。受付を済ませたら海上自衛隊第1術科学校で11:00まで待機しろ。そこから案内の方が

親切丁寧に海軍時代の建物、歴史を説明してくれる。』

なんて良心的な待遇なんだ( ゚Д゚)ただ突っ立ってきょろきょろしてるだけで、いろいろなことが

教えてもらえるなんて!

11:00定時

ここ、江田島には1888年東京築地から海軍兵学校が移されました。

一年を通じて安定した気候。街の喧騒から離れ学問に集中できること。

艦艇が錨泊出来る入江があることなどから、イギリス王立海軍兵学校、アメリカ合衆国海軍兵学校と

並ぶ世界でも最大の規模を有する兵学校として開校しました。

正門をくぐり右に曲がると一際白く輝く建物が目を引きます。

大講堂
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御影石で造られており、国会議事堂と同じ石なのだそうです。

音響設備のない時代に造られた建物なので小さい音でもよく響くように天井には和紙が使用され

僅かな音でも増幅させます。
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天井といえばシャンデリアのデザインは船の舵輪をイメージしています。

正面には窪みがありますがアレはなんでしょう?
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昭和天皇なんかもあそこに立ったことがあるらしいですが、『玉座』と言います。

我が家にも玉座があって僕はいつもそこでご飯を食べたり、テレビを見てたりするぞ。

敗戦後、進駐軍はこの大講堂を礼拝堂として10年間利用し、玉座にはマリア像を安置していました。

玉座の上にはメロンみたいな木の彫刻があるけれど、これはフクロウらしく、

フクロウは学問の神様なんだって。

床には菱形状の模様があり、卒業式の時には『ハンモック番号順』つまり、成績順に起立で並びます。
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で、出世もハンモック番号順なのです。

しかし、順に並ぶからといって最後に並んだ人の頭が悪いとかじゃなく、

大病をした。脚を骨折した。などでも減点対象なので当時から現代までかなり厳しい

教育がなされていることが伺えます。

海軍兵学校生徒館
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イギリス組みで造られたレンガの校舎がシンメトリーで、まるで頭の先からつま先まで

規律を厳守する、魂燃ゆる若き海軍士官のようです。

実際校舎のレンガを撫でてみるとツルスベお肌で若人のほっぺみたいだよ。

この手触りは通常レンガは300度の熱で焼かれるのに対し、生徒館の校舎に使用されたレンガは

1100度から1200度の高温で焼いているからツルスベな手触りになるそうです。

一説によればこのレンガはイギリスより一つ一つ紙に包まれ軍艦で運ばれてきたと言う話がありますが

実際のところは国内で焼かれたんじゃね?と言う現実味のあるつまらん話に…。

さらに側面へ回ると綺麗な廊下が僕を魅了します。
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長さ144mで戦艦大和はこの倍の長さがあります。

うちの廊下よりも少し短い位でいつも玉座からトイレまでチャリンコをこいで移動してます。

次は教育参考館
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ギリシャ神殿を思わせるこの建造物は、兵学校のOBがポケットマネーを出し合い建てられた資料館です

ここには多数の貴重な資料が収蔵され、その一部の1200点以上が展示されています。

順路に従って見学していけば幕末より始まり、明治、大正、昭和とその時代ごとの海軍史が学べますが

中でも特攻隊員の手紙はハンカチを手に必読です。

他にも多彩で貴重な品々が展示されていて読むだけでなく、目で見ても学べる場所、知れる場所に

なっています。

教育参考館の隣には1941年12月8日。ハワイ時間12月7日に行われた真珠湾攻撃の際に使用された

特殊潜航艇『甲標的』が展示されています。
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真珠湾攻撃時、潜水艦にくっつけられ目的地付近でひっそりと切り離し、敵艦を攻撃した甲標的5隻

結局1隻も帰ってこれなかったけれど、1隻だけは座礁し搭乗員は漂流中にアメリカに捕まり

初の捕虜となる。

この展示された甲標的はその座礁した1隻を修復してここに置いてるんだって。

全てが過去に起こった事実であり、この敷地内で見る全てが本物の江田島海軍兵学校。

先人の苦労が現代も受け継がれ、守られてきた日本。

一見平和そうに見える僕たちの島国も、実は未だなお周辺諸国の脅威にさらされている事を

忘れてはいけない。

因みにあそこにある戦艦陸奥の砲塔もちゃっかり本物らしいですぜ。
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一つ目のミッション、施設概要だけどここは昔から海軍士官を育てている学校で今では幹部候補生の

学び舎ということです。

『本部より、施設概要は了解した。次のミッションは兵学校の糧食事情の調査だ』

『こちらゆき。糧食了解。』

呉鎮守府が近いここ江田島の海軍兵学校。

華やいだ感じの呉とは正反対なこの場所は士官を育てる場所である。

呉は兵隊さんの街。江田島は士官の街。街が違えばカレーも違う!?

同じ海軍カレーでもこちらは士官のカレー!

江田島海軍カレーのお味は如何に!?
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…すみません。僕では違いがわかりませんがどちらも美味しいし、この量なら3杯は食べられます。

人よりちょこっと多めに食べる潜入捜査官ゆきの舌は、人よりちょこっと原始人寄りだった

『ゆきより潜入捜査局本部へ。海軍兵学校の糧食はとてもリーズナブルで美味しいです。

軽いサラダも付いてきてちょっぴりお得感がある。』

『本部より、糧食事情は了解した。次は何でも好きなお土産を買って無事帰還しろ。』

本部より命令を受けた僕が数ある中から選んだ一品はコチラ!
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連合艦隊湯飲み

他にもここで訓練してる生徒さんが買ってるんだろうなって思わせる靴やベルト、作業着もあったり

水兵さんが着てるセーラー服も有ったりと目移りしちゃったけど、やっぱりこの湯飲みに

熱いお茶を注いで玉座で羊羹食べてる自分が一番想像しやすかったので

後は切串港から穏やかな瀬戸内を渡って、そのまま高速道路でワープをして
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途中休憩でカロリー補給をしたら無事任務完了だよ
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今日は長文お疲れ様でした。

全国の潜入捜査官の皆さん。また何処かでコッソリ任務遂行を致しましょう。



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コメント 4

アニ

その湯呑私も持ってます^^
私は今年のGWに大和ミュージアムで購入しました
by アニ (2015-10-19 00:07) 

MINERVA

以前、広島に行く機会がありましたが、大和ミュージアムしか行けませんでした。
前職の同僚がゆきさんと同じく見学に行っておりましたが、涙物だったとの事....
祖父も帝国海軍の軍人でしたが、戦中に大和を見たときには驚いたそうです。
いつかは行きたいと思っております。
by MINERVA (2015-10-20 14:33) 

majyo

昨日拝見していましたが、コメントできませんでした。
小説の中の江田島士官学校は知っていましたが
この建物を見ると、大日本帝国の頃が浮かびます。
何を考えるか別れることろですね
by majyo (2015-10-20 17:23) 

すーやん

私も昨年行きました。友人の実家が広島市内にあるので泊まらせて頂き、周辺のあちこち見学に行きました。いろんな展示物を見ると、当時の情勢などを想像し、自分ならどうしたかなと考えてしんどくなりました。今を生きるのを懸命にしないとと思いました。
いろんなところで考えるのが旅の面白さですよね。
by すーやん (2015-10-20 21:07) 

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