潜入!帝国海軍兵学校! [潜入捜査]

DSCN2756.JPG

広島県江田島市江田島町中郷。

橋でつながれたこの島にある旧海軍兵学校。

君のミッションは3つ

帝国海軍兵学校に潜入して、施設の概要を調査

糧食の味をチェック。

その後にお土産を確保し、

無事帰還することだ!

以上、3つのミッションを成功させるには11:00に警備が緩くなる瞬間を狙うのだ!
(見学受付の時間っすけどね。他にも受付時間は設定されてるので詳しくはココをクリック

入場、入館料は無料。

潜入後は無線で指示を出す。

行け!ゆきよ!昭和の詰め込み学習を遂行するのだ!

DSCN2814.JPG

『こちらゆき。正門の前に到着した。』

『よし。受付を済ませたら海上自衛隊第1術科学校で11:00まで待機しろ。そこから案内の方が

親切丁寧に海軍時代の建物、歴史を説明してくれる。』

なんて良心的な待遇なんだ( ゚Д゚)ただ突っ立ってきょろきょろしてるだけで、いろいろなことが

教えてもらえるなんて!

11:00定時

ここ、江田島には1888年東京築地から海軍兵学校が移されました。

一年を通じて安定した気候。街の喧騒から離れ学問に集中できること。

艦艇が錨泊出来る入江があることなどから、イギリス王立海軍兵学校、アメリカ合衆国海軍兵学校と

並ぶ世界でも最大の規模を有する兵学校として開校しました。

正門をくぐり右に曲がると一際白く輝く建物が目を引きます。

大講堂
DSCN2811.JPG
御影石で造られており、国会議事堂と同じ石なのだそうです。

音響設備のない時代に造られた建物なので小さい音でもよく響くように天井には和紙が使用され

僅かな音でも増幅させます。
DSCN2776.JPG
天井といえばシャンデリアのデザインは船の舵輪をイメージしています。

正面には窪みがありますがアレはなんでしょう?
DSCN2772.JPG
昭和天皇なんかもあそこに立ったことがあるらしいですが、『玉座』と言います。

我が家にも玉座があって僕はいつもそこでご飯を食べたり、テレビを見てたりするぞ。

敗戦後、進駐軍はこの大講堂を礼拝堂として10年間利用し、玉座にはマリア像を安置していました。

玉座の上にはメロンみたいな木の彫刻があるけれど、これはフクロウらしく、

フクロウは学問の神様なんだって。

床には菱形状の模様があり、卒業式の時には『ハンモック番号順』つまり、成績順に起立で並びます。
DSCN2778.JPG
で、出世もハンモック番号順なのです。

しかし、順に並ぶからといって最後に並んだ人の頭が悪いとかじゃなく、

大病をした。脚を骨折した。などでも減点対象なので当時から現代までかなり厳しい

教育がなされていることが伺えます。

海軍兵学校生徒館
DSCN2808.JPG
イギリス組みで造られたレンガの校舎がシンメトリーで、まるで頭の先からつま先まで

規律を厳守する、魂燃ゆる若き海軍士官のようです。

実際校舎のレンガを撫でてみるとツルスベお肌で若人のほっぺみたいだよ。

この手触りは通常レンガは300度の熱で焼かれるのに対し、生徒館の校舎に使用されたレンガは

1100度から1200度の高温で焼いているからツルスベな手触りになるそうです。

一説によればこのレンガはイギリスより一つ一つ紙に包まれ軍艦で運ばれてきたと言う話がありますが

実際のところは国内で焼かれたんじゃね?と言う現実味のあるつまらん話に…。

さらに側面へ回ると綺麗な廊下が僕を魅了します。
DSCN2791.JPG
長さ144mで戦艦大和はこの倍の長さがあります。

うちの廊下よりも少し短い位でいつも玉座からトイレまでチャリンコをこいで移動してます。

次は教育参考館
DSCN2796.JPG
ギリシャ神殿を思わせるこの建造物は、兵学校のOBがポケットマネーを出し合い建てられた資料館です

ここには多数の貴重な資料が収蔵され、その一部の1200点以上が展示されています。

順路に従って見学していけば幕末より始まり、明治、大正、昭和とその時代ごとの海軍史が学べますが

中でも特攻隊員の手紙はハンカチを手に必読です。

他にも多彩で貴重な品々が展示されていて読むだけでなく、目で見ても学べる場所、知れる場所に

なっています。

教育参考館の隣には1941年12月8日。ハワイ時間12月7日に行われた真珠湾攻撃の際に使用された

特殊潜航艇『甲標的』が展示されています。
DSCN2798.JPG
真珠湾攻撃時、潜水艦にくっつけられ目的地付近でひっそりと切り離し、敵艦を攻撃した甲標的5隻

結局1隻も帰ってこれなかったけれど、1隻だけは座礁し搭乗員は漂流中にアメリカに捕まり

初の捕虜となる。

この展示された甲標的はその座礁した1隻を修復してここに置いてるんだって。

全てが過去に起こった事実であり、この敷地内で見る全てが本物の江田島海軍兵学校。

先人の苦労が現代も受け継がれ、守られてきた日本。

一見平和そうに見える僕たちの島国も、実は未だなお周辺諸国の脅威にさらされている事を

忘れてはいけない。

因みにあそこにある戦艦陸奥の砲塔もちゃっかり本物らしいですぜ。
DSCN2804.JPG
一つ目のミッション、施設概要だけどここは昔から海軍士官を育てている学校で今では幹部候補生の

学び舎ということです。

『本部より、施設概要は了解した。次のミッションは兵学校の糧食事情の調査だ』

『こちらゆき。糧食了解。』

呉鎮守府が近いここ江田島の海軍兵学校。

華やいだ感じの呉とは正反対なこの場所は士官を育てる場所である。

呉は兵隊さんの街。江田島は士官の街。街が違えばカレーも違う!?

同じ海軍カレーでもこちらは士官のカレー!

江田島海軍カレーのお味は如何に!?
DSCN2812.JPG
…すみません。僕では違いがわかりませんがどちらも美味しいし、この量なら3杯は食べられます。

人よりちょこっと多めに食べる潜入捜査官ゆきの舌は、人よりちょこっと原始人寄りだった

『ゆきより潜入捜査局本部へ。海軍兵学校の糧食はとてもリーズナブルで美味しいです。

軽いサラダも付いてきてちょっぴりお得感がある。』

『本部より、糧食事情は了解した。次は何でも好きなお土産を買って無事帰還しろ。』

本部より命令を受けた僕が数ある中から選んだ一品はコチラ!
DSCN2852.JPG
連合艦隊湯飲み

他にもここで訓練してる生徒さんが買ってるんだろうなって思わせる靴やベルト、作業着もあったり

水兵さんが着てるセーラー服も有ったりと目移りしちゃったけど、やっぱりこの湯飲みに

熱いお茶を注いで玉座で羊羹食べてる自分が一番想像しやすかったので

後は切串港から穏やかな瀬戸内を渡って、そのまま高速道路でワープをして
DSCN2831.JPG

DSCN2844.JPG

途中休憩でカロリー補給をしたら無事任務完了だよ
DSCN2850.JPG
今日は長文お疲れ様でした。

全国の潜入捜査官の皆さん。また何処かでコッソリ任務遂行を致しましょう。



nice!(46)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

朝の竹原さんぽ道 [ツーリング]

キャンパーの皆さんおはろーございます。

インドア系の皆さんもおはろーございます。

テントは張るけど、そこから一歩も出ないと言うアウトドア系引きこもりの皆さんもおはろーございます

広島県の三原市高坂自然休養村キャンプ場で一夜を明かしたライダーゆきは、またまた瀬戸内海沿いを

元気よく走り、安芸の小京都、竹原を散策します。

早朝から静かな町並みを二枚目がそぞろ歩きをしているところは、

何とも絵になるとはお思いませんか?今なら町のPR写真を撮影してもいいよ?
DSCN2705.JPG
ゆき本人には誰も見向きもしませんが、NHKの連続テレビ小説『マッサン』のロケ地になった

竹鶴酒造はきっと大人気です。

僕も好きでした♪マッサン・・・・の嫁さんが!

日本のウィスキーの父と呼ばれたマッサンこと竹鶴政孝さん

あんたすごい人なんだね!
DSCN2712.JPG

安芸の小京都と言うだけあって、いろいろな歴史や趣ある建物がコンパクトにまとまった地区
DSCN2706.JPG
いつも朝早くに訪れて、お店が開店する前に帰っちゃうから、お土産とか何があるかわからないけど

静かな町並みって好きかも(´∧ω∧`*)

DSCN2727.JPG

DSCN2735.JPG

DSCN2749.JPG

DSCN2752.JPG

他にもたくさん見どころがある竹原。

今日は僕のブログとしては珍しく短めで、次回は同じ広島県より

帝国海軍兵学校へ潜入捜査を実施します(`・ω・´)キリッ
nice!(33)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

しまなみ海道、尾道散策ツーリング [ツーリング]

ライダーの皆さんこんにちは♪

そうでない皆さんもこんにちは♪

ツーリングのお時間がやって参りましたヾ(≧∇≦*)/

ヘルメットは正しくかぶりましたか?グローブは着用してますか?

それではバイクに乗る前に、懐かしのあの呪文を唱えましょう!

『ねん・お・しゃ・ち・え・ぶ・く・とう・ば・しめ!』gogogo~!!

DSCN2597.JPG

別府市の宇和島運輸からフェリーに乗り込み、九州を脱出。

船は四国の八幡浜市へと進んでいきます。

出発が午後11時後半だったので四国へ到着するのが丑三つ時と言うビビりには耐えられない

時刻に到着するぞ!

ひぃぃん(இдஇ; )バイクのタンデムシートに幽霊が乗ってたらどうしよぉガクガク((;OдO))ブルブル
DSCN2606.JPG
ん?

のれねぇか(笑)

そう言えば、きみまろ先生がこういってました。

美人は幽霊になり、そうでない方はお化けになるのです!と・・・・

・・・・。強烈なフロントブレーキで美人幽霊と密着タンデムツーリング・・・・

せ、背中におっぱ・・・・『本船はこれより八幡浜港に接岸します。』

二等客室の雑魚寝スペースで横になってたら、いつの間にか寝てたみたい(σ*´∀`*)

夢だったのか・・・・タンデムツーリング(-"-)



DSCN2615.JPG
ライダーの皆さんおはろーございます。

そうでない方もおはろーございます。

愛媛県伊予郡砥部町総津 長曽池キャンプ場。

夜が明ける寸前にキャンプ場について、キラキラ輝くお星さまを見ながらお休みしました。

人っ子一人いない暗く静まり返ったキャンプ場。

もしも幽霊が出たらどうしよう!?でも、きみまろ先生が言ってました!美人が幽霊になって・・・・

あ、このネタはもういい?

それでは、キャンプ場へ向かう時に毎回不安になる道を逆戻りしながら、今日はしまなみ海道

尾道を目指すよ♪
DSCN2617.JPG

気持ちのいいワインディングを下って
DSCN2621.JPG

通りかかった愛媛県の松山市でのっぴんラーメンを頂きます
DSCN2627.JPG
出発がお昼間近だったのでちょっと遅い昼食になったけど、すきっ腹にはたまらなく染み渡るね♪

途中からしまなみ海道へ向かう自動車専用道路に突入して道なりに走って行くぞ
DSCN2630.JPG

本当は時間があったらどこかの島で適当に降りて、穏やかな瀬戸内海を眺めながらぐるっと

一周しようかなって思ってたけど、寝坊が響いたぜ(///ω///)テレッ

DSCN2643.JPG
また、次回来る時にじっくり探索しよっかな♪

島と島を橋でつないだしまなみ海道。ゆっくり走りながら、時々即席ツーリングチームを組んで尾道へ

近づいていくよ
DSCN2646.JPG

向島からはもうすぐそこが尾道
DSCN2652.JPG
来たぜ♪日本の地中海♪

映画『あした』のロケで使われたセットでちょっと遊んで、尾道散策に向かいましょう
DSCN2659.JPG

釣鐘は男らしくこう鳴らせ
DSCN2656.JPG
ロッキーのあのバルンバルンだな

向島から対岸の尾道では、さっき僕が渡って来た橋が見える
DSCN2662.JPG

千光寺へはゆるねこ様がお出迎え
DSCN2666.JPG
『毎日仕事頑張ってるんだから、休日くらいごろごろしながらマタタビすぅはぁさせてにゃ。』

だっこするとあったかくてほんわかな気持ちになるけど、今日のゆるねこ様、

お仕事はお休みなんだって。そっとしとこ。

鼓岩は小石で叩くとポンポン♪って鼓を叩いてる様な音がする不思議な岩です。
DSCN2668.JPG
小石がなくっても岩の上にハンマーがあるから、それで叩いてみてね(´∧ω∧`*)

気合入れすぎて岩をかち割らないようにね( ̄□ ̄;)!!

一年前、北海道を目指した道すがら、Yu氏と合流したのがこの尾道。
DSCN2669.JPG
今年の北海道進撃は見事に成功だったけど、来年の進撃は更にパワーアップしたものにしたいね♪

尾道は坂と猫の街って言うけど、夏場は蚊もおおいぞ!
DSCN2687.JPG
ぽやっとしているからなのか、素敵な香りがしているのか4か所も刺された・・・・

半日で治っちゃうけど(-"-)

千光寺を下りきったら、大人の財力でロープウェイを使ってバイクを停めてる駐車場へ登ります。
DSCN2692.JPG
ロープウェイはすし詰め状態なので、変に身動きを取ると周囲の人の羞恥な所に手が!

あ!野郎だった((((;´・ω・`)))

ち。まぁでも、揉めるもんは揉んどくか。モニュモニュ。

この後、ワイヤーを支える支柱でロープウェイは大きく揺れ僕は壁ドンをくらい、モニュモニュしてた

ターゲットと息がかかる距離に!!

みたいな男性同士の展開が一部の女子たちの間では激熱なのだとか!!

モニュモニュすることも、壁ドンをされることもなくロープウェイは無事終点に到着

ロープウェイの終点は、恋人の聖地『千光寺公園』

一部の女子たちに支持される恋愛よりも、僕はノーマルな恋愛の方でいいです。
DSCN2695.JPG
ね?お嬢ちゃん♪キャンディーあげよっか(V)o¥o(V)

守備範囲と言うより、むしろ犯罪の予感なのでこれ以上はやめときますコワ‐。゚(゚ノД`lll゚)゚。

ば、場違いなところに流れ着いちまったぜ・・・・
DSCN2696.JPG
うぉぉ。純粋なオーラで俺の負のパワーが掻き消されそうだ( ̄□ ̄;)!!

決してお一人様では足を踏み入れてはならない聖域・・・・。恐ろしかったぜ。

ここは色気よりも食い気だぜ!一時撤退!!
DSCN2702.JPG
尾道ラーメン壱番館

魚介系のスープで頂く尾道ラーメンは久々だぜ♪

満腹になったゆきは、ふらふらと夜の商店街へと消えてゆくのでありました。
DSCN2703.JPG




nice!(31)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。